教室長ブログ

■ 9月 最新映画 レビュー④ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。月末休校期間中、2本 最新映画 を鑑賞しましたので、今日はそのうちの1本、大沢たかおさん主演の「沈黙の艦隊 北極海大海戦」を紹介したいと思います。

かわぐちかいじさんによる名作コミックの実写映画化第2弾作品です。日本政府が極秘裏に建造した高性能原子力潜水艦を奪い、独立国「やまと」建国を世界に高らかと宣言した海江田四郎(大沢たかお)は、その卓越した操舵技術で数々の海戦を潜り抜け、東京湾での大海戦で米第7艦隊を圧倒した後、国連総会へ出席するためニューヨークへ針路をとります。そんなさなか、アメリカとロシアの国境線であるベーリング海峡にさしかかったやまとの背後に、アメリカのベネット大統領が送り込んだ最新鋭の原子力潜水艦が迫り、流氷が浮かぶ極寒の海で、潜水艦同士の激しいバトルが幕を開けます。一方日本では、やまと支持を表明する竹上首相を中心に、衆議院解散総選挙が実施されることとなります。

迫力のある戦闘映像と、利害関係で複雑に入り組む人間関係やストーリーは、大変見ごたえがありました。特に敵艦による攻撃を回避すべく、沈着冷静に指示を出し続ける海江田の姿はなかなかしびれました。衆議院選挙の部分や国際社会における各国の相関関係は大変生々しく、互いの主義主張の違いから激しくぶつかり合うさまは、現代社会の中の政治の様子にかなり酷似していたのではないかと思います。ぜひ多くの方に映画館の大スクリーンで見ていただきたい良作かと思います。点数は92点。