木村先生の最新映画レビュー

■ 10月 最新映画 レビュー ① 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。昨日は大垣市で開催された十万石まつりのもちまきに参加、塾で少し作業をしてから、いつものようにレイトショーで1本 最新映画 を鑑賞してまいりました。今回鑑賞したのは、新海誠さん原作の「秒速5センチメートル」です。

1991年、春。東京の小学校で出会った遠野貴樹(上田悠斗)と篠原明里(白山乃愛)は、孤独なお互いに手を差し伸べるように心を通わせていきますが、卒業と同時に明里は栃木へと引っ越してしまいます。中学1年の冬、吹雪の夜に栃木・岩舟で再会を果たした2人は、雪の中に立つ桜の木の下で、2009年3月26日に同じ場所で再会することを約束します。それから時は流れ、時は2008年。東京でシステムエンジニアとして働く貴樹(松村北斗)は30歳を前にして、自分の心の一部が遠い時間に取り残されたままであるということに気づきます。明里(高畑充希)もまた、当時の思い出とともに静かに日常を生きていました。

アニメ作品の方は観ていませんでしたが、とても良い作品だったと思います。映し出される映像がとてもきれいで、それが余計にこの物語の切なさ、はかなさを倍増させてくれていました。思い出を抱きしめて現実を彷徨う男性の姿と、思い出を糧にして現実を生きる女性の姿をうまく対比させていた作品だったかと思いました。ぜひ多くの人に見ていただきたい良作です。点数は93点。

■ 9月 最新映画 レビュー ⑤ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。今日は、月末休校期間中に観たもう1本の 最新映画 、「俺ではない炎上」について書きたいと思います。

現代社会ならではの冤罪の恐怖を描いた映画作品です。大手ハウスメーカーに勤務している山縣泰介(阿部寛)は、ある日突然、彼のものと思われるSNSアカウントから女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯としてネット上で名指しされてしまいます。まったく身に覚えのない事態に無実を訴え続けるも、またたく間にその情報は広がり、ネットは大炎上状態になります。泰介の個人情報はネットに晒され、日本中から犯人として追いかけかけ回されることになってしまいます。さまざまな人物の思惑が絡み合い、事態はさらに混迷していく中、泰介は必死の逃亡劇を繰り広げながら、無実を証明すべく自分を陥れた真犯人を見つけようと奔走します。

以前ACのCMで「決めつけ刑事(でか)」というCMがありましたが、冤罪事件であるにもかかわらず、みんなが正義の名のもと、確かではない情報に踊らされ、無実の人を悪人に仕立て追い詰めてしまう、そんな現代社会の闇の部分がしっかり描かれておりました。そんなネット社会・現代社会に警鐘を鳴らす映画だったと思います。集団になって一人を追い詰めていく様子は、まるでいじめの縮図にも見えて、はじめの方は観ていて不快に感じられるかもしれませんが、SNSの在り方を考えるきっかけを与えてくれる作品かと思います。点数は84点。

■ 9月 最新映画 レビュー④ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。月末休校期間中、2本 最新映画 を鑑賞しましたので、今日はそのうちの1本、大沢たかおさん主演の「沈黙の艦隊 北極海大海戦」を紹介したいと思います。

かわぐちかいじさんによる名作コミックの実写映画化第2弾作品です。日本政府が極秘裏に建造した高性能原子力潜水艦を奪い、独立国「やまと」建国を世界に高らかと宣言した海江田四郎(大沢たかお)は、その卓越した操舵技術で数々の海戦を潜り抜け、東京湾での大海戦で米第7艦隊を圧倒した後、国連総会へ出席するためニューヨークへ針路をとります。そんなさなか、アメリカとロシアの国境線であるベーリング海峡にさしかかったやまとの背後に、アメリカのベネット大統領が送り込んだ最新鋭の原子力潜水艦が迫り、流氷が浮かぶ極寒の海で、潜水艦同士の激しいバトルが幕を開けます。一方日本では、やまと支持を表明する竹上首相を中心に、衆議院解散総選挙が実施されることとなります。

迫力のある戦闘映像と、利害関係で複雑に入り組む人間関係やストーリーは、大変見ごたえがありました。特に敵艦による攻撃を回避すべく、沈着冷静に指示を出し続ける海江田の姿はなかなかしびれました。衆議院選挙の部分や国際社会における各国の相関関係は大変生々しく、互いの主義主張の違いから激しくぶつかり合うさまは、現代社会の中の政治の様子にかなり酷似していたのではないかと思います。ぜひ多くの方に映画館の大スクリーンで見ていただきたい良作かと思います。点数は92点。

■ 9月 最新映画 レビュー③ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の本校です。公開すぐに映画は観ていたのですが、レビューを書いていなかった作品がありますので、今日はその 最新映画 のレビューを書きたいと思います。その 最新映画というのが、福山雅治さん主演の「ブラック・ショーマン」です。

東野圭吾さんの人気ミステリー小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を福山雅治さん、有村架純さん主演で映画化した作品です。

コロナウイルス流行後、観光客が遠のき、かつての活気を失ってしまった町で、多くの教え子に慕われていた元中学校教師である神尾英一(仲村トオル)が何者かによって殺害されてしまいます。そんな父の訃報を受け、2カ月後に結婚を控えていた娘の神尾真世(有村架純)が、実家のある町に帰ってくることからストーリーが始まります。父はなぜ殺されなければならなかったのか、その真実を知りたいと願う真世の前に、元マジシャンである叔父の神尾武史(福山雅治)が現れます。かつてラスベガスで名を馳せていた武史は、卓越したマジックの腕前とメンタリスト級の観察眼、誘導尋問を武器にして、真世とともに事件の謎に挑みます。

 

ガリレオに続く人気作をつくりたいという制作陣の思惑が作品の背景に見え隠れはしていましたが、決して周りの人たちが言うほど悪い作品ではなかったかと思います。ただ少しマジシャン演出がくどく感じられたことと、真犯人の動機に共感・同情できる部分が少なかったことが惜しかったかなと私的には思いました。まだまだこの映画の中で真相が明かされていない部分も多々あるので、今後このブラック・ショーマンがどう描かれていくのか楽しみではあります。点数は82点。

■ 9月 最新映画 レビュー ② 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。夏期講習最終日の8月31日(日)、中学一斉の生徒たちのテスト対策指導後、気分転換に話題の 最新映画 を鑑賞してきました。その 最新映画 というのは、二宮和也さん主演の「8番出口」です。

 

世界的大ブームを巻き起こしたゲーム「8番出口」を、二宮和也さん主演で実写映画化した作品です。蛍光灯が灯る無機質な白い地下通路を、ひとりの男が静かに歩いていく。いつまで経っても出口にたどり着くことができず、何度もすれ違うスーツ姿の男に違和感を覚え、自分が何度も同じ通路を繰り返し歩いていることに気づきます。そしてその男は、壁に掲示された奇妙な「ご案内」を見つけます。そこには「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」と書かれていました。男は突如として迷い込んだ無限回廊から抜け出すべく、8番出口を求めて異変を探します。

8番出口のあの無機質で不気味な世界観をうまく再現で来ていたかと思います。正直映画サイズまでストーリーを膨らませられるのか疑問を抱きながら鑑賞しておりましたが、視点を切り替えるなどの工夫で、きちんと映画サイズまで仕上がっておりました。最後の方は少しうーんと思える部分が正直ありましたが、ぜひ同じ閉鎖空間である映画館で観ていただきたい作品でした。点数はタイトルにかけて88点(笑)。

■ 9月 最新映画 レビュー ① 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。心配された台風15号でしたが、このあたりにはあまり大きな影響もなく、少し安心しております。夏期講習で忙しい中も 最新映画 を何本か鑑賞しておりましたが、まだレビューが書けていませんでしたので、今日はその 最新映画 のレビューを書きたいと思います。今回紹介するのは、「バレリーナ The World of John Wick」です。

キアヌ・リーブスさん主演の大ヒットアクション映画「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ作品です。伝説の殺し屋ジョン・ウィックを生み出した組織「ルスカ・ロマ」で殺しのテクニックを磨き、暗殺者として認められたイヴは、ある殺しの仕事の中で、亡き父親に関する手がかりをつかみます。父親を殺した暗殺教団の手首にあった傷が倒した敵にもあったことから、それを手掛かりに、コンチネンタルホテルの支配人・ウィンストンとその忠実なコンシェルジュのシャロンを頼るなどして、父親の復讐に立ち上がります。しかし教団とルスカ・ロマは、はるか以前から相互不干渉の休戦協定を結んでおり、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れます。

迫力あるアクションシーンが本当に盛りだくさんで、最後までハラハラドキドキさせられました。ジョン・ウィックシリーズのスピンオフ作品だけあり、あの世界観がしっかり再現されておりました。次回作があれば、ぜひ鑑賞してみたいと思える作品でした。点数は92点。

■ 8月 最新映画 レビュー ③ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。8月3日(日)に鑑賞はしていましたが、まだレビューが書けていなかった話題の 最新映画 がありましたので、今日はその紹介をしたいと思います。その 最新映画 は、鈴木亮平さん主演の大ヒット作品、「TOKYO MER 走る救急救命室 南海ミッション」です。

今作では沖縄・鹿児島などの離島地域に対応できるMERの誘致活動が大きなテーマで、その指導スタッフとしてTOKYO MERのチーフドクター・喜多見と看護師の夏梅が派遣されます。オペ室搭載の中型車両を乗せたフェリーで離島での事故や災害に対応する「南海 MER」の試験運用が始まりますが、半年が過ぎても特別な緊急出動要請もなく、廃止寸前まで追い込まれていました。そんなある日、鹿児島県の諏訪之瀬島で火山が噴火し、ついに大規模医療事案への出動が決まります。諏訪之瀬島では想像をはるかに超えるような惨状が広がっており、噴煙のためヘリコプターによる救助はできず、海上自衛隊や海上保安庁の到着も数十分後だというまさに危機的な状況でした。噴石が飛び交い溶岩が迫るなか、南海MERは島に取り残された79人の命を救うべく高難度のミッションに挑みます。

離島での医療活動が今作では大きなテーマとなっていましたが、その必要性や今後のあり方を考えさせられるような作品でした。地域住民との絆を感じさせられるような場面も多々あり、映像も迫力満点で大変大満足の作品でした。ぜひこの夏映画館の大スクリーンで見ていただきたい良作です。点数は96点。

■ 8月 最新映画 レビュー ② 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。今回紹介する 最新映画 は、きっと多くの人たちが心待ちにしていたでしょう大ヒット作品、「劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第1章 猗窩座再来」です。

集英社「週刊少年ジャンプ」で連載された吾峠呼世晴先生ののコミックを原作とする大ヒットアニメ「鬼滅の刃」シリーズのクライマックスとなる、「無限城編」3部作の第1章作品になります。

鬼となってしまった妹の禰󠄀豆子を人間に戻すため鬼殺隊に入った竈門炭治郎は、同期の仲間である我妻善逸や嘴平伊之助とともに数々の鬼と戦いながら成長し絆を深めていきます。来たる鬼との決戦に備えて柱稽古に挑んでいる最中、鬼殺隊の本部である産屋敷邸に鬼舞辻󠄀無惨が姿を現します。お館様の危機に駆けつけた炭治郎や柱たちは無惨によって謎の空間へと落とされ、鬼の根城である無限城での最終決戦に身を投じていきます。

 

待ちに待った映画鬼滅の刃の公開でしたが、その期待を上回るようなかなりの良作でした。映像の美しさはもちろんのこと、迫力ある戦闘シーンは映画館の大スクリーンでの鑑賞をぜひおすすめしたいものでした。ネタバレは当然しませんが、猗窩座のエピソードや善逸のシーンでは思わず涙があふれてくるなど、ストーリーもしっかりとしていて、本当に鑑賞して良かったと思いました。この夏ぜひ多くの人たちに鑑賞してもらいたいと強くおすすめする作品です。点数は98点。

■ 8月 最新映画 レビュー ① 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。いつものように毎週日曜日にはレイトショーで映画を鑑賞してはいたのですが、なかなかブログをアップできていなかったので、一気に紹介したいと思います。今日紹介する 最新映画  は、「スーパーマン」です。

 

1938年に発行されたコミックに始まり、何度も映画化されてきたアメコミヒーローの原点「スーパーマン」の映画作品です。クリプトン星から人々を守るためにやってきたヒーローのスーパーマンは、普段は大手メディアのデイリー・プラネット社で新聞記者クラーク・ケントとして働き、その正体を隠して活動していました。ピンチになるとさっそうと駆け付け、超人的な力で人々を救うスーパーマンの姿は誰もが憧れを抱くものでしたが、時に国境をも越えて行われるヒーロー活動は、次第に問題視されるようになります。恋人でありスーパーマンの正体を知るロイス・レインからもその活動の是非を問われ、スーパーマンは、「人々を救う」という使命に対して徐々に心が揺らぎはじめます。一方、スーパーマンを世界にとって脅威とみなす天才科学者で大富豪のレックス・ルーサーは、世界を巻き込む巨大な計画を密かに進行させます。やがて、ルーサーと彼の手下である超巨大生物KAIJUがスーパーマンの前に大きく立ちはだかります。

圧倒的な力をもつ勧善懲悪のスーパーマンの姿がこれまでのイメージでしたが、今作では現代社会の中に生きるスーパーマンということで、人間的なもろさも垣間見れるような作品となっておりました。また冒頭からボコボコに敵に打ちのめされ圧倒されるかなり衝撃的なシーンからスタートしているので、けっこう独特な切り口で描かれた作品だったと思います。私たちと同じく心の弱さを持つスーパーマンが、数々の逆境を乗り越えていく姿は余計に心打つ部分がありました。ぜひ映画館の大スクリーンで見ていただきたい作品です。点数は88点。

■ 7月 最新映画 レビュー ① 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。連日大変慌ただしく動き回っているため、なかなかブログがアップできずにいましたが、この間の日曜日も例のごとく、1本 最新映画 を鑑賞してまいりました。今回鑑賞した 最新映画 は、ブラッド・ピットさん主演の「F1(R) / エフワン」です。

モータースポーツの最高峰である「F1(R)」に挑むレーサーたちの姿を、ブラッド・ピットさん主演で描いた大作です。かつて世界にその名をとどろかせた伝説的なカリスマF1(R)ドライバーであるソニー(ブラッド・ピット)は、最下位に沈むF1(R)チーム「エイペックス」の代表であり、かつてのチームメイトでもあるルーベンの誘いを受け、現役復帰を果たすこととなります。常識破りなソニーの振る舞いに、チームメイトである新人ドライバーのジョシュアやチームメンバーは困惑し、たびたび衝突を繰り返しますが、次第にソニーの圧倒的な才能と実力に導かれていきます。ソニーはチームとともに過酷な試練を乗り越え、並み居る強敵を相手に、命懸けで頂点を目指していきます。

最新技術を駆使して撮影されたリアルな走行映像が本当に盛りだくさんで、まるで自分がF1(R)ドライバーになったと錯覚するような迫力あるシーンが多々ありました。映画は2時間半と多少長めではありましたが、最後までしっかり楽しめたかと思います。地上版のトップガンマーベリックの名に全く嘘偽りなかったです。ぜひ多くの人にその迫力ある映像を、映画館の大スクリーンで楽しんでいただきたいと思えた良作でした。点数は92点。