木村先生の最新映画レビュー

■ 11月 最新映画 レビュー ③ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。最近見た 最新映画 の中でかなりおすすめなのが、今日紹介する 堺雅人さん、井川遥さん主演の「平場の月」です。

妻と別れ、地元に戻った青砥(あおと)健将(堺雅人)は、印刷会社に再就職し平穏な毎日を送っていました。そんな青砥が中学生時代に思いを寄せていた須藤葉子(井川遥)は、夫と死別し、現在はパートで生計を立てていました。共に独り身となり、さまざまな人生経験を積んできた2人は意気投合し、中学生以来の空白の時間を静かに埋めていきます。やがて再び自然とひかれ合うようになった2人は、お互いの未来についても話すようになるのですが、そんなさなか須藤の体に病気が見つかります。

中学時代に出会い、お互いに気持ちを充分に伝えられないまま、それぞれがそれぞれの人生を過ごし、50代になって再会した2人。どちらも人並み以上の苦労をしてきたわりに相変わらず微妙にすれ違うのですが、そんな2人が本当にゆっくりゆっくりと日常の中で距離を縮めていく過程がとても心地よい作品でした。また最後エンドロールに流れる星野源さんの曲が、映画にじんわりした余韻を与えてくれて、とても良い作品だったと思います。点数は90点。

■ 11月 最新映画 レビュー ② 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。今日もまだ書き切れていない 最新映画 のレビューを書きたいと思います。今日紹介するのは、「 Mr. ノーバディー2」です。

ごくごく平凡でぱっと見冴えない中年男が、実は一流の殺し屋という裏の顔を持ち、激しい戦いを繰り広げる姿をユーモアを交えて描いた「Mr.ノーバディ」の続編です。ロシアンマフィアとの壮絶な死闘から4年が経ち、焼失させてしまった3000万ドルを肩代わりした組織への借金を返済するため、ハッチ・マンセルは休日も返上し、昼夜を問わず任務をこなしていました。その結果、家庭は崩壊寸前になってしまい、そんな妻や子どもたちとの関係を修復するため、一家でバカンスを取る計画をしますが、旅先の寂れたリゾート地は、巨悪組織の密輸ルートとなっていました。やがてハッチは、地元保安官たちとのささいな衝突をきっかけに、巨悪組織を相手取った全面戦争へと巻き込まれていきます。

コメディーシーンを交えつつも、ジョン・ウィック作品を彷彿とさせるようなアクションシーンの数々に、最後までしっかり映画を楽しむことができました。物語最後の方は、まるで僕らの7日間戦争をほうふつとさせるような戦闘シーンで、結構ワクワクしながら鑑賞できました。次回作があったら是非観賞したいと思えた作品です。点数は87点。

■ 11月 最新映画 レビュー ① 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。日曜日はいつものようにレイトショーで 最新映画 を鑑賞していたのですが、レビューが挙げられていなかったものがいくつかありましたので、それらのレビューを書いていきたいと思います。今日は 「トロン:アレス」です。

これまでの概念だった「現実世界の人間がデジタル世界へ足を踏み入れる」という構図が逆転し、デジタル世界から現実世界へ、実体化した超高度AIプログラムが襲来するという内容のストーリーです。彼らが現実世界で生存できるのはわずか29分間だけということで、やがて29分以上生存することができる手段を求めて、AI兵士たちが暴走を始めます。

迫力ある映像美はさすがディズニーといったところでした。3Dプリンタのように現実世界に実体化するという発想は面白かったです。ただ私にはストーリー展開が少し強引に見えて、あまり作品に没入するという感じではありませんでした。敵の言動が少し幼稚な発想に思えてしまい、正直私好みの作品ではなかったです。次回も続いていきそうでしたが、私的には「うーん」といったところでした。点数は81点。

■ 10月 最新映画 レビュー ① 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。昨日は大垣市で開催された十万石まつりのもちまきに参加、塾で少し作業をしてから、いつものようにレイトショーで1本 最新映画 を鑑賞してまいりました。今回鑑賞したのは、新海誠さん原作の「秒速5センチメートル」です。

1991年、春。東京の小学校で出会った遠野貴樹(上田悠斗)と篠原明里(白山乃愛)は、孤独なお互いに手を差し伸べるように心を通わせていきますが、卒業と同時に明里は栃木へと引っ越してしまいます。中学1年の冬、吹雪の夜に栃木・岩舟で再会を果たした2人は、雪の中に立つ桜の木の下で、2009年3月26日に同じ場所で再会することを約束します。それから時は流れ、時は2008年。東京でシステムエンジニアとして働く貴樹(松村北斗)は30歳を前にして、自分の心の一部が遠い時間に取り残されたままであるということに気づきます。明里(高畑充希)もまた、当時の思い出とともに静かに日常を生きていました。

アニメ作品の方は観ていませんでしたが、とても良い作品だったと思います。映し出される映像がとてもきれいで、それが余計にこの物語の切なさ、はかなさを倍増させてくれていました。思い出を抱きしめて現実を彷徨う男性の姿と、思い出を糧にして現実を生きる女性の姿をうまく対比させていた作品だったかと思いました。ぜひ多くの人に見ていただきたい良作です。点数は93点。

■ 9月 最新映画 レビュー ⑤ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。今日は、月末休校期間中に観たもう1本の 最新映画 、「俺ではない炎上」について書きたいと思います。

現代社会ならではの冤罪の恐怖を描いた映画作品です。大手ハウスメーカーに勤務している山縣泰介(阿部寛)は、ある日突然、彼のものと思われるSNSアカウントから女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯としてネット上で名指しされてしまいます。まったく身に覚えのない事態に無実を訴え続けるも、またたく間にその情報は広がり、ネットは大炎上状態になります。泰介の個人情報はネットに晒され、日本中から犯人として追いかけかけ回されることになってしまいます。さまざまな人物の思惑が絡み合い、事態はさらに混迷していく中、泰介は必死の逃亡劇を繰り広げながら、無実を証明すべく自分を陥れた真犯人を見つけようと奔走します。

以前ACのCMで「決めつけ刑事(でか)」というCMがありましたが、冤罪事件であるにもかかわらず、みんなが正義の名のもと、確かではない情報に踊らされ、無実の人を悪人に仕立て追い詰めてしまう、そんな現代社会の闇の部分がしっかり描かれておりました。そんなネット社会・現代社会に警鐘を鳴らす映画だったと思います。集団になって一人を追い詰めていく様子は、まるでいじめの縮図にも見えて、はじめの方は観ていて不快に感じられるかもしれませんが、SNSの在り方を考えるきっかけを与えてくれる作品かと思います。点数は84点。

■ 9月 最新映画 レビュー④ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。月末休校期間中、2本 最新映画 を鑑賞しましたので、今日はそのうちの1本、大沢たかおさん主演の「沈黙の艦隊 北極海大海戦」を紹介したいと思います。

かわぐちかいじさんによる名作コミックの実写映画化第2弾作品です。日本政府が極秘裏に建造した高性能原子力潜水艦を奪い、独立国「やまと」建国を世界に高らかと宣言した海江田四郎(大沢たかお)は、その卓越した操舵技術で数々の海戦を潜り抜け、東京湾での大海戦で米第7艦隊を圧倒した後、国連総会へ出席するためニューヨークへ針路をとります。そんなさなか、アメリカとロシアの国境線であるベーリング海峡にさしかかったやまとの背後に、アメリカのベネット大統領が送り込んだ最新鋭の原子力潜水艦が迫り、流氷が浮かぶ極寒の海で、潜水艦同士の激しいバトルが幕を開けます。一方日本では、やまと支持を表明する竹上首相を中心に、衆議院解散総選挙が実施されることとなります。

迫力のある戦闘映像と、利害関係で複雑に入り組む人間関係やストーリーは、大変見ごたえがありました。特に敵艦による攻撃を回避すべく、沈着冷静に指示を出し続ける海江田の姿はなかなかしびれました。衆議院選挙の部分や国際社会における各国の相関関係は大変生々しく、互いの主義主張の違いから激しくぶつかり合うさまは、現代社会の中の政治の様子にかなり酷似していたのではないかと思います。ぜひ多くの方に映画館の大スクリーンで見ていただきたい良作かと思います。点数は92点。

■ 9月 最新映画 レビュー③ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の本校です。公開すぐに映画は観ていたのですが、レビューを書いていなかった作品がありますので、今日はその 最新映画 のレビューを書きたいと思います。その 最新映画というのが、福山雅治さん主演の「ブラック・ショーマン」です。

東野圭吾さんの人気ミステリー小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を福山雅治さん、有村架純さん主演で映画化した作品です。

コロナウイルス流行後、観光客が遠のき、かつての活気を失ってしまった町で、多くの教え子に慕われていた元中学校教師である神尾英一(仲村トオル)が何者かによって殺害されてしまいます。そんな父の訃報を受け、2カ月後に結婚を控えていた娘の神尾真世(有村架純)が、実家のある町に帰ってくることからストーリーが始まります。父はなぜ殺されなければならなかったのか、その真実を知りたいと願う真世の前に、元マジシャンである叔父の神尾武史(福山雅治)が現れます。かつてラスベガスで名を馳せていた武史は、卓越したマジックの腕前とメンタリスト級の観察眼、誘導尋問を武器にして、真世とともに事件の謎に挑みます。

 

ガリレオに続く人気作をつくりたいという制作陣の思惑が作品の背景に見え隠れはしていましたが、決して周りの人たちが言うほど悪い作品ではなかったかと思います。ただ少しマジシャン演出がくどく感じられたことと、真犯人の動機に共感・同情できる部分が少なかったことが惜しかったかなと私的には思いました。まだまだこの映画の中で真相が明かされていない部分も多々あるので、今後このブラック・ショーマンがどう描かれていくのか楽しみではあります。点数は82点。

■ 9月 最新映画 レビュー ② 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。夏期講習最終日の8月31日(日)、中学一斉の生徒たちのテスト対策指導後、気分転換に話題の 最新映画 を鑑賞してきました。その 最新映画 というのは、二宮和也さん主演の「8番出口」です。

 

世界的大ブームを巻き起こしたゲーム「8番出口」を、二宮和也さん主演で実写映画化した作品です。蛍光灯が灯る無機質な白い地下通路を、ひとりの男が静かに歩いていく。いつまで経っても出口にたどり着くことができず、何度もすれ違うスーツ姿の男に違和感を覚え、自分が何度も同じ通路を繰り返し歩いていることに気づきます。そしてその男は、壁に掲示された奇妙な「ご案内」を見つけます。そこには「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」と書かれていました。男は突如として迷い込んだ無限回廊から抜け出すべく、8番出口を求めて異変を探します。

8番出口のあの無機質で不気味な世界観をうまく再現で来ていたかと思います。正直映画サイズまでストーリーを膨らませられるのか疑問を抱きながら鑑賞しておりましたが、視点を切り替えるなどの工夫で、きちんと映画サイズまで仕上がっておりました。最後の方は少しうーんと思える部分が正直ありましたが、ぜひ同じ閉鎖空間である映画館で観ていただきたい作品でした。点数はタイトルにかけて88点(笑)。

■ 9月 最新映画 レビュー ① 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。心配された台風15号でしたが、このあたりにはあまり大きな影響もなく、少し安心しております。夏期講習で忙しい中も 最新映画 を何本か鑑賞しておりましたが、まだレビューが書けていませんでしたので、今日はその 最新映画 のレビューを書きたいと思います。今回紹介するのは、「バレリーナ The World of John Wick」です。

キアヌ・リーブスさん主演の大ヒットアクション映画「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ作品です。伝説の殺し屋ジョン・ウィックを生み出した組織「ルスカ・ロマ」で殺しのテクニックを磨き、暗殺者として認められたイヴは、ある殺しの仕事の中で、亡き父親に関する手がかりをつかみます。父親を殺した暗殺教団の手首にあった傷が倒した敵にもあったことから、それを手掛かりに、コンチネンタルホテルの支配人・ウィンストンとその忠実なコンシェルジュのシャロンを頼るなどして、父親の復讐に立ち上がります。しかし教団とルスカ・ロマは、はるか以前から相互不干渉の休戦協定を結んでおり、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れます。

迫力あるアクションシーンが本当に盛りだくさんで、最後までハラハラドキドキさせられました。ジョン・ウィックシリーズのスピンオフ作品だけあり、あの世界観がしっかり再現されておりました。次回作があれば、ぜひ鑑賞してみたいと思える作品でした。点数は92点。

■ 8月 最新映画 レビュー ③ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。8月3日(日)に鑑賞はしていましたが、まだレビューが書けていなかった話題の 最新映画 がありましたので、今日はその紹介をしたいと思います。その 最新映画 は、鈴木亮平さん主演の大ヒット作品、「TOKYO MER 走る救急救命室 南海ミッション」です。

今作では沖縄・鹿児島などの離島地域に対応できるMERの誘致活動が大きなテーマで、その指導スタッフとしてTOKYO MERのチーフドクター・喜多見と看護師の夏梅が派遣されます。オペ室搭載の中型車両を乗せたフェリーで離島での事故や災害に対応する「南海 MER」の試験運用が始まりますが、半年が過ぎても特別な緊急出動要請もなく、廃止寸前まで追い込まれていました。そんなある日、鹿児島県の諏訪之瀬島で火山が噴火し、ついに大規模医療事案への出動が決まります。諏訪之瀬島では想像をはるかに超えるような惨状が広がっており、噴煙のためヘリコプターによる救助はできず、海上自衛隊や海上保安庁の到着も数十分後だというまさに危機的な状況でした。噴石が飛び交い溶岩が迫るなか、南海MERは島に取り残された79人の命を救うべく高難度のミッションに挑みます。

離島での医療活動が今作では大きなテーマとなっていましたが、その必要性や今後のあり方を考えさせられるような作品でした。地域住民との絆を感じさせられるような場面も多々あり、映像も迫力満点で大変大満足の作品でした。ぜひこの夏映画館の大スクリーンで見ていただきたい良作です。点数は96点。