大学入学共通テスト で大きく変わった点と傾向予想[英語編]【 大垣市 河村学習塾 】
こんにちは。河村学習塾波須校の園部です。今日は 大学入学共通テスト 、英語について。
センター試験からの変更点をご紹介します。
◎ Listening
リスニングでは、読み上げられる英文の総語数がセンター試験より増え、さらに1回のみ流れる問題や、図表やワークシートを完成させる問題など、新しい形式の出題が予想されます。
イラストなどを使った問題も増え、音声と文字・視覚情報を組み合わせて解答したり、複数の情報をもとに判断したりと、幅広い対応力が問われます。
またリスニングの問題音声は、センター試験の時は2回流れましたが、共通テストでは2回と1回の混在となります。一度で聞き取れるように練習が必要です。
第1問、第2問……2回
第3問~第6問……1回
※1)第3問は試行調査では2回流れましたが、共通テストでは1回です。
※2)2020年7月大学入試センター発表。
◎ Reading
リーディングでは、センター試験の第1問、第2問で出題されていた「発音、アクセント、語句整序など」の問題を単独で問うことはなくなります。第1問から文章読解の問題で始まる構成になることが予想されます。
また、リーディングでは、これまで日本語で書かれた設問文が英語になり、センター試験よりも英文の総語数が圧倒的に増え、読む力や思考力がさらに幅広く問われるようになります。
手紙やブログ記事、図表を含む説明文、読者のコメント、伝記といった多様なジャンルや形式の英文が並び、情報をすばやく把握して問題を解く力が必要です。
発音・アクセントや語彙、文法の知識を直接的に問う出題はなくなりますが、基本的な知識・理解は不可欠。
基礎をおろそかにせず、さらに大量の英文を読む力・思考する力をつけていくことが肝要です。
本番までにさまざまな問題に触れ、予想外の形式にも柔軟に対応できるよう準備しておきましょう。