教室長ブログ

大学入学共通テスト で大きく変わった点と傾向予想[数学・国語編]【 大垣市 河村学習塾 】

こんにちは。河村学習塾波須校の園部です。今日は 大学入学共通テスト の数学・国語について。

■ 数学

「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」の試験時間が70分に増えます。

これまで通り、基本事項の定着や限られた時間の中で多くの処理・考察が必要なことに変わりはありません。

共通テストではさらに、「日常生活や社会の事象」をテーマとした問題や、数学の定理・公式の深い理解が問われる問題が出題されると考えられます。

問題の導入部分などでテーマや状況を説明するための文章が多く、読解力や必要な情報を抜き出す力が必要になります。

複数のグラフ・図・表を扱うことも予測されるため、「どのように考えれば効率的に解答できるか」を意識しながら演習を行うことが大切です。

また、普段から定理や公式を単に暗記するのではなく、「なぜ成り立つのか」といった本質についての疑問を持ちながら学習することを心がけましょう。

■ 国語

近代以降の文章2問、古文1問、漢文1問の構成はセンター試験と変わりませんが、1つの大問に1題材だけでなく、異なる種類や分野の文章を組み合わせた複数の題材を通して、深い思考力を問うような出題が予想されます。

複数の資料から情報を読みとって関連づけたり、本文の趣旨を身近な具体例に当てはめたりするなど、深く考える力を身につけましょう。

とはいえ、基礎的な問いがなくなるわけではありません。

漢字や語句の意味、古典では重要古語や文法、和歌の修辞、古文常識など、漢文では重要語や句法などを繰り返し復習し、取りこぼさないことが大切です。